ドイツ観光に行く予定の人によく聞かれる質問があります。
「ドイツに来たら必ず食べたほうがいいものってなに?」
ビール、ソーセージ、ビール、ビール、ソーセージ…
正直、食に関しておすすめ出来るものって、あまりないんですね。
~美味しいドイツ料理が食べたいという願いはパラドックスである。
この世には美味しい料理かドイツ料理しか存在しない…。~
by えらい人
~一番旨いドイツ料理はケバブ。~
by ドイツ人
そんな中、僕がこっちに来てこれだけは口にしてもらいたいものが一つだけあります。
それが、フリッツコーラ!!どんっ
フリッツコーラ(Fritz Kola)とは~カフェインたっぷり大人のコーラ~
実は世界一のコーラ消費国であるドイツ。
ハンブルク発祥、今そのドイツで一大ブームになっているコーラがこいつ!
もうそこら中で看板を見かけます。
ちなみに僕はこのコーラ好きすぎて今回たぶんすごいテンション高いです!
フリッツコーラのうまさの秘訣
原材料は全て自然由来
コーラ (Cola) という名称は当初コーラの実 (kola nuts) から抽出したほろ苦い味のコーラ・エキスを用いていたことに由来しているが、現在ではコーラの実は含まれていないのが一般的であり、香味料の主成分は砂糖やシトラスオイル(オレンジ、ライム、レモン等の皮から)、シナモン、バニラ、その他酸性のものとなっている。
コーラの実はアフリカの熱帯雨林原産で、当地では少しずつかじりながら嗜む興奮剤のようなものだそうです。
コーラとは元々コーラの実を使った飲み物でしたが、今世に出ているほとんどのコーラはコーラの実なんて入ってません。
クレヨンしんちゃんにしんちゃんが出てこないようなもの。
しかし!このフリッツは違う!
あのコーラの実をがっつり使用しているのである!
しかも添加物不使用!ヴィーガンにも対応!
コーラのくせに健康的なのである!
こだわり抜いた鮮度管理
封を開けてしばらくしたペットボトルのコーラって、炭酸が抜けて美味しくないですよね。
なんじゃこの黒くて甘い液体は。
フリッツコーラは、常に一番新鮮で美味しい状態で提供するために、飲み切れるサイズの瓶でしか販売してません。
ヒンヤリ冷えた瓶から直接飲むコーラ、形容しがたい爽快感。くぅーっ
甘さ控えめ、すっきりした後味
正直に告白します。
僕は日本時代、コーラは好きではありませんでした。
やたら甘いし、後味残るし、ぬるくなったらまずいし、やたらベタベタするし…
あんなものピザ野郎の飲み物だと豪語してました。
(ファンの方ごめんなさい)
このフリッツコーラは全然甘くないです。
もちろん多少の甘さはありますが、後に引くしつこさは全くなく、レモネードのよう。
砂糖控えめ、しかも天然由来。
炭酸も強すぎず弱すぎず、まるで凄腕マッサージ師のような適度な刺激。
カフェイン多め
通常のコーラよりたくさんのカフェインが入っているそうです。
通常のコーラ10mg/100ml
フリッツコーラ25mg/100ml
一本が330mlなので、だいたい80ml/本でしょうか。
この量はインスタントコーヒーとドリップコーヒーの間くらいです。
昼下がりの少し疲れてきたときに飲むと、フレッシュな味わいも相まって、眠気すっきり!気分もリフレッシュ!
仕事や勉強がはかどります。
ちなみにこの記事執筆中も飲んでます。
フリッツコーラの歴史~理想のコーラを目指して~
コーラ好きのコーラ好きによるコーラ好きのための理想のコーラ
この印象的なラベルの二人、ハンプルとヴィーガードの二人は学生時代の2003年、”どこよりも美味しい理想のコーラを作る”ため、会社を立ち上げました。
コンセプトは”甘くない、カフェインたっぷりの大人のコーラ”。(ドイツ語版wikiより)
コーラ好きのの若者二人が、理想のコーラを目指し、コーラへの愛と情熱を注いで開発したのがこのフリッツコーラなのです。
どうりでこのこだわりよう…。
ちなみに僕の友人たちはこの二人を勝手にゲイ認定してます。
豊富な種類
フリッツコーラは様々なフレーバーを用意しています。
人工甘味料入りのステビア、コーヒー入り、マテ茶入り、
コーラ以外も、メロンソーダ、レモネード、アップル&サクランボ&ホーランダー(木苺)、ラバーバー(甘い茎みたいなやつ。よくヨーグルトに入ってる)などなど。
ただし通常のコーラ以外は地雷率高めです。
始めの頃嬉しくて色々試しましたが、一度も報われませんでした。
ドイツに来たら試してほしい!
以上、僕のフリッツ愛を長々と語ってきました。
コーラ好きにはもちろん、普段コーラを飲まない人にも是非試してもらいたいです。
なんせコーラを飲む習慣のなかった僕が、二日に一回は飲んでますからね。
おそらくまだ日本から入手する手立てはないんじゃないでしょうか。
ドイツに来た時にしか飲めない、とっておきのコーラ、是非ご賞味ください!
※僕はフリッツコーラの回し者でも、ゲイパートナーでもありません。