カルチャーハウスとは、書籍や楽譜、絵画、CD、DVDなど、芸術・メディア関連のデパート。
芸術の都市ベルリンの中でも、ひと際存在感を放つカルチャーハウスがあります。
その名もドゥスマン(Dussmann)。
ちなみに僕は、日用雑貨の大手チェーンRossmannと名前が被って全然覚えられませんでした。
るすまん??どすまん??
今回は文化人御用達、音楽家にはマストなスポット、こちらドゥスマンをご紹介しようと思います!
ドゥスマンの概要
地下一階から地上三階(ヨーロッパ式)まで、五階建てのカルチャー関連デパート。
日本でいう紀伊国屋書店に近いですかね?
営業時間
毎日朝は9時から夜はなんと0時まで!
芸術関連の人は生活が夜になりやすいからですかね…?
ドイツには日本のように24時間営業の店はほとんどないので、ひと際目立ちます。
ただし御多分に漏れず、日曜は定休日。
ドゥスマンの場所
ベルリンの中心地の一つ、Friedrichstraße駅(フリードリヒシュトラーセ)から歩いてすぐという好立地。
徒歩3分ほど?
駅からフリードリヒ通りに出て、Tramの駅の方を向けば、左手に建物が見えるはず。
FriedrichstraßeはHauptbahnhof(ベルリン中央駅) から一駅、どこからもアクセスの良い駅です。
いざ、ドゥスマンへ
堂々とそびえ立つ外観。ここが文化の中心か。
相変わらず絶望的に天気が悪いですが…。
入口はこちら。
よく玄関前で物乞いおじさん二人組が、アコーディオンで超絶技巧を聴かせています。
さすが文化の中心。(違う)
入ったらこんな感じ。
赤が基調の店内。
吹き抜けがあり、開放感のあるデザインは、さすがカルチャーハウス。
ドイツ人のセンスにしては頑張ってます。
店内の品揃えはすごいです。
我がドイツの品揃えはァァァァァァ 世界一ィィィィィィ!
地下1階はクラシックコーナー。
様々な楽譜が広々と配置されています。
ミニチュアスコアだけでこの量。
しかも近くに電子ピアノがあり、試し弾きが出来るという謎の思いやりも。
またクラシックのCDやDVDが大量に置いてあるゾーンもあります。
こちらにはCDプレイヤーがいくつかあり、封の開いているCDならいくらでも視聴できます。
封が開いてる時点でなにかがおかしいですが。
0階には筆記用具や世界中のCDなど。
イタリアンポップもあります。
1階には大量のDVDや、こんなものまで。
ドイツ語の漫画!
品揃えが多いのか少ないのかよくわかりませんが、けっこう色々あります。
僕はここでコナンを買いました。
また世界の図書コーナーもあり、英語はもちろん、フランス語、イタリア、スペイン、ポルトガル、ロシアまで!
残念ながらアジア系はなさそうです…。
そんな感じで3階まで。
ここのすごいところは
こんな感じで座り読みが出来るところ!
座り読みどころか、机で内職できます。
また至る所にリラックスできるようなソファがあり、ゴロゴロしながら本読めます。
つまり何時間でも滞在可能。
Dussmann最強の長所
個人的に最もありがたいのが、無料のトイレがあるところ。
ドイツは公衆トイレがそもそもほとんどなく、あったとしてもほぼ有料。
駅はそもそも大きなとこしかないし、確実に有料です。
デパートもどこも有料。
突然おなかが痛くなったとき困りますよね…?
僕はそんなとき、いつもドゥスマンまで駆け込みます。
今まで何度お世話になったことか…。
僕の脳内では、「ベルリンの公衆便所」の異名をとっています。
まとめ
ドゥスマンいいでしょドゥスマン。
PRのはずが、なぜか最後トイレ事情を語るという謎展開になってしまいましたが。
ベルリンにお越しの際は是非ぶらりと立ち寄ってみてください。
あとトイレが我慢できなくなったときも。